「誰も知らない」は実話がモチーフになっていたことをご存知でしたか?「誰も知らない」とは、是枝裕和監督の映画で2004年に公開されました。この映画は主演の柳楽優弥さんが、カンヌ国際映画祭で史上最年少、また日本人初めての最優秀主演男優賞を受賞したということで記憶されている方も多いでしょう。実はこの映画は、1988年に起きた「巣鴨子供置き去り事件」が題材となっているのです。是枝監督がこの事件をもとに15年の構想の末、映画化した作品です。
今回は、映画「誰も知らない」の題材となった実話をご紹介して、本当に起きた悲しい5つの出来事をご紹介します。家族とは何か、また子どもたちを取り巻く社会はどうあるべきか考えるきっかけになればと思います。
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