大自然の神秘と驚異を感じる世界の不思議7つ

大自然の神秘と驚異を感じる世界の不思議7つ世界の七不思議というのを耳にした事がある方は多いと思います。有名なものは古代ギリシャや古代ローマ時代の驚くべき建造物で、ピラミッドなどがその代表です。しかし、世界の不思議にも実は色々あり、後世になって新たに選ばれたものや、世界の不思議を紹介するTV番組が独自の観点で選んだものなど様々です。

ところで、英語の「Seven Wonders of the World」を「世界の七不思議」と訳した日本語は、本来とは違う意味合いで定着しています。Wondersとは「素晴らしいもの」という意味で、超文明の存在を示すようなものではないのです。世界の不思議の中には、自然に注目して選ばれているものもあるのです。そこで今回は、その世界の不思議-素晴らしい自然の景観を7つご紹介したいと思います。

大自然の神秘と驚異を感じる
世界の不思議7つ

 

その1:極光(オーロラ)

まず1つ目は、地球の北極及び南極近辺で観測できる大気の発光現象、オーロラです。「太陽風」と呼ばれる太陽から吹きつけるプラズマの流れが、地球の磁場に作用して磁力線に沿って加速し、南北極地の大気とぶつかって発せられる光のことを言います。実は、「太陽風」がどのようにして地球の磁力と作用し、何をきっかけに加速するのかなど、重要な部分のしくみについては、様々な説があって未だに統一されていません。

日本でも、ごくまれにですが北海道などで微弱なオーロラが観測される事があります。日本で見えるオーロラは「低緯度オーロラ」とも呼ばれ、よく知られる緑の光ではなく赤い色をしています。夜空に揺れる美しい光のカーテンは、本当に多くの人を魅了しています。

 

その2:エベレスト山

続いては、世界の最高峰であるエベレスト山です。標高は8,848mが一般的ですが、8,850mとも言われています。なぜ標高に誤差が出るのかというと、1954年にインド測量局が測定した方法が周辺12カ所での測定結果を平均したもの(8,848m)であるのに対し、1999年にアメリカの地理学会が測定した方法はGPSによるもの(8,850m)だったからです。どちらが正しいというよりは、地殻変動により年々変化していると考えられています。

エベレストという名前は、インド測量局長官を務めこの山を最初に測量したイギリス人の「ジョージ・エベレスト」から付けられました。チベット語では「チョモランマ(チョモルンマ)」で、諸説はありますが「大地の母神」という意味です。そして、ネパール語では「サガルマータ(サガルマタ)」で意味は「世界の頂上」です。まさしく、名実共に世界最高峰という事ですね。

 

その3:パリクティン火山

3つ目も山です。メキシコにある世界で最も若い火山の1つであるパリクティン火山です。この火山は、1943年に突然の噴火によって誕生しました。噴火の半月ほど前から地震が頻発するなどの予兆があったそうで、平らな畑にできたこの火山はふもとの2つの村を飲み込みましたが、犠牲者は出ませんでした。なお、1952年には火山活動を停止させています。

溶岩に埋まってしまった村の1つ、「サン・ファン・パランガリクティロ」では、高い壁に囲まれた教会の尖塔と祭壇(キリスト像)だけが唯一残りました。現地では“神の奇跡”としてあがめられているそうです。これこそ、世界の不思議に相応しいと言えますね。

 

その4:グランド・キャニオン

4つ目は、アメリカ合衆国のアリゾナ州北部を流れるコロラド川沿いに広がる大峡谷グランド・キャニオンです。水量が多いコロラド川によって、コロラド高原が数千万年かけて浸食され、削り出された壮大な地形です。圧巻の景観も素晴らしいのですが、峡谷の断崖には先カンブリア時代(20億年前)からペルム紀(2億5000万年前)の地層を見る事ができ、地質学的にも貴重で価値のある地域となっています。

なお、浸食作用は現在も続いています。グランド・キャニオンは、完成する事のない雄大な地球の彫刻作品なのです。

 

その5:ヴィクトリア滝

続いて5つ目はアフリカ大陸の南部、ジンバブエとザンビアの国境地帯にあるヴィクトリアの滝です。川幅は約1700mで、滝の落差は110~150mあります。幅と落差の両面から見た滝の規模として、アルゼンチンとブラジルの国境にまたがるイグアスの滝と並んで世界最大です。水量は最大で毎分5億リットルにもなります。そのあまりの水量に、垂直に立ち上る水煙が30km離れた場所からでも見ると言われています。

ちなみに、ザンビアでは「モーシ・オワ・トゥーニャ」が正式名称で、世界遺産登録名には「ヴィクトリアフォールズ」と共に併記されています。意味は「雷鳴のする水煙」です。まさにその雄大な姿にピッタリの名前ですね。

 

その6:グレート・バリア・リーフ

世界の不思議6つ目は、オーストラリア北東部の海岸沿いに広がる世界最大の珊瑚礁、グレート・バリア・リーフです。長さは約2000km、総面積は約34万8700平方kmにもなり、宇宙空間からでも確認できる程の広大さを誇ります。その大きさにも驚きですが、わずか数mmの珊瑚虫によって1800万年の時間をかけて作りあげたという成り立ちにも、大自然の神秘を感じますね。なお、生物が作り出した単一の構造物としては世界最大です。

また、グレート・バリア・リーフには数多くの珊瑚や魚類、海洋生物たちが生息していて、絶滅危惧種や固有種にとって安住の地でもあるのです。

 

その7:リオ・デ・ジャネイロの湾

そして最後の7つ目は、かつての首都でサンパウロに次いでブラジルを代表する大都市、リオ・デ・ジャネイロの湾岸地帯です。世界三大美港の1つとして知られるグアナバラ湾は、その複雑な海岸線にコパカバーナビーチやイパネマビーチなどの有数のリゾートビーチと、コルコバードとパン・デ・アスーカルという岩山があります。海岸と岩山が作り出す、この場所でしか見る事のできない風景が広がっているのです。

グアナバラ湾は1502年にポルトガル人によって発見されましたが、その際大きな川と誤解されてしまいました。そのため、リオ・デ・ジャネイロ-「1月の川」と名付けられたそうです。地名の意外な由来もまた、世界の不思議の1つですね。

 

いかがでしたか?大自然の神秘と驚異を感じる世界の不思議7つをご紹介しました。

今回ご紹介した世界の不思議は、それぞれ位置する国では観光名所として人気が高く、世界遺産に登録されているものも多いです。一生のうちに1度は、ぜひ直接見ておきたいですね。

 

まとめ

大自然の神秘と驚異を感じる世界の不思議7つ

その1:極光(オーロラ)
その2:エベレスト山
その3:パリクティン火山
その4:グランド・キャニオン
その5:ヴィクトリア滝
その6:グレート・バリア・リーフ
その7:リオ・デ・ジャネイロの湾

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