ムーミン谷の小さな賢者 リトルミイの6つの魅力

ムーミン谷の小さな賢者 リトルミイの6つの魅力フィンランドから日本にやってきた、人気の物語「ムーミン」シリーズを1度は目にした方は多いと思います。元々は小説ですが、児童向けの絵本やアニメなどになっていて多くの人に愛されている作品です。ムーミン達を始め、スナフキンなど個性的なキャラクターが数多く登場するムーミンの物語の中で、特に人気なのが小さな女の子「リトルミイ」です。近頃ではCMキャラクターとしても起用されています。

今回は、そんなムーミン谷の人気者であるリトルミイの魅力について、6つほどご紹介したいと思います。

ムーミン谷の小さな賢者
リトルミイの6つの魅力

 

その1:意外なプロフィール

リトルミイはミムラ族という種族の女の子です。“ミムラ”というとミイのお姉さん(ミムラ姉さん)やお母さん(ミムラ夫人)の呼び名として聞いた事がある方もいるのではないでしょうか。ご紹介した通り、“ミムラ”というのは人の名前ではなく種族の事を表しています。そして“ミイ”という名前も「いちばん小さいもの」という意味の言葉で固有名詞ではないのです。

さて、そんなリトルミイにはミムラ姉さんをはじめ34人の兄弟がいるのですが(ミイは20番目)、なんと大人気キャラクターのスナフキンがお父さんの違う弟であるという設定(解釈)と、ミイの一番上のお姉さん(ミムラ姉さんとは別の「むすめミムラ」)がスナフキンのお母さん(つまりミイはスナフキンの叔母さん)であるという設定(解釈)があるのです。

原作小説の中で、ミイとスナフキンの関係について直接明確にされている場面はありませんが、ミイのお母さんがミムラ夫人、スナフキンのお父さんがムーミンパパの親友であるヨクサルでお母さんがミムラ族の女性、そして、ミイの方がスナフキンよりも年上である事だけは確かなようです。異父姉弟にしても叔母と甥にしても、驚きですよね。ちなみに、ミイはムーミンやスニフよりも年上だそうです。

 

その2:見かけと性格とのギャップ

ミイはミルクボトルの中やスナフキンのポケットの中に入ってしまう程小さい女の子なのですが、とても勇敢で冒険や刺激的なことが大好きです。思い立ったらすぐ行動します。また、怒りっぽくてちょっとした事にもすぐイライラしてしまい、思った事はすぐに口にします。時には荒っぽい言葉になることも。ただ、とても前向きで現実を冷静に受け止めるしっかりした精神的な強さを持っています。

「ムーミン童話の百科事典」というムーミンの世界を解説した本では、ミイについてこのように記されています。
“ミイは頭がよいうえに、するどい観察力をもち、直感的にものごとの本質を見抜く。そして現実を冷静にうけとめる。そんなミイは、「かなしみ」はなんの役にも立たないといい、「いかり」をいちばんたいせつにしている。”

可愛い見かけとは裏腹に、ワイルドで男前な女の子のようです。

 

その3:さり気ない優しさ

悲しみよりも怒り、そして喜びの感情を大切にしているミイは楽しい事や面白い事が起これば心から喜んで、納得できない事や辛い出来事に対しては怒りをあらわにします。悲しむことはまずありません。だからといって、ミイが心の冷たいドライな女の子という事ではありません。困って助けが必要な人がいれば真っ先に手を差し伸べて、口は悪くても相手にとって必要な助言や苦言をハッキリと言ってあげる事もあるのです。

力強くて時に鋭い言葉になったりしますが、相手の事を思う優しい側面も持っています。

 

その4:印象深いミイの名言① 秘密

ムーミンの物語の中では、いくつも印象深い台詞が登場します。その中でミイが口にした言葉のいくつかをご紹介したいと思います。まずはこちらです。

“フンッだ。あたいのこと、おしゃべりばばあだって、思ってんの?!あたいは、ぺちゃくちゃしゃべってまわるほど、人様の秘密に、興味なんかないの。だいたいねぇ、秘密って、遅かれ早かれ、当のご本人が、自分でしゃべるものなのよ”

ミイは人の秘密を知ってもその秘密を絶対に他の人に明かすような事はしません。「これ、ナイショね」と言いながら、人に話をしている時点でもう秘密ではない-皮肉のようで真実を突いている鋭い言葉です。

 

その5:印象深いミイの名言② 怒り

次はこんな言葉です。
“たまには、怒んなきゃあね。どんなちっちゃな生きものにだって、怒る権利はあるんだから。だけど、ムーミンパパの怒りかたって、よくないわね。ちっともはきださないで、みんな、しまいこんじゃうんだもの。”

怒りの感情を重要だと考えているミイらしい言葉です。ちゃんとした怒り方って案外できてないような気がしますよね。衝突を避けて飲み込んでしまったり、矛先を別の所へ向けてしまったり。八つ当たりや理不尽な振る舞いは問題外ですが、上手く吐き出せることは大切な事です。

 

その6:印象深いミイの名言③ 死

そして最後は、この言葉です。
“死んだら、死んだのよ。このリスは、そのうち土になるでしょ。やがて、そのからだの上に木が生えて、新しいリスたちが、その枝の上で跳ねまわるわ。それでもあんたは、悲しいことだと思う?”

これは、友達のリスが亡くなって、悲しみのあまり死んだものとして扱うのはやめて欲しいと言ったムーミンに対して言った言葉です。こちらも悲しむことをせず、前を向くミイらしい言葉です。“死んだら、死んだのよ”と、誰もがいきなりミイのように考えることは難しいかもしれませんが、生命は受け継がれていくものだという事を改めて考えさせてくれますね。

 

いかがでしたか?ムーミン谷の小さな賢者 リトルミイの6つの魅力をご紹介しました。

小さな身体ながら芯のしっかり通った男前の性格で、お茶目で可愛らしい部分もあって、そしてどこまでも前向きなリトルミイは本当に魅力あふれる女の子ですよね。ムーミンの物語には心に残る台詞はたくさん登場しますが、リトルミイの言葉は特に印象的で、とても考えさせられますし、同時にとても元気をもらえます。リトルミイに興味が出たら、ぜひ原作小説を読んでみることをお勧めします。

 

まとめ

ムーミン谷の小さな賢者 リトルミイの6つの魅力

その1:意外なプロフィール
その2:見かけと性格とのギャップ
その3:さり気ない優しさ
その4:印象深いミイの名言① 秘密
その5:印象深いミイの名言② 怒り
その6:印象深いミイの名言③ 死

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