ただのうわさ?それともホント?謎だらけ5つのもののけ姫都市伝説

ただのうわさ?それともホント?謎だらけ5つのもののけ姫都市伝説もののけ姫都市伝説って聞いたことがありますか?「もののけ姫」とは1997年に公開されたスタジオジブリのアニメーション映画です。狼に育てられたという「もののけ姫」である少女サンが主人公で、森を破壊する人間たちと神々(もののけ)たちとの対立と、人間アシタカとの出会いを描いた大作です。もののけ姫都市伝説とは、この映画の裏にある隠された意味や背景がうわさとして広がっているものを指しています。

もののけ姫都市伝説は、はっきりと本当とは言えないものですが、知ってみるととても本物らしく感じます。もののけ姫都市伝説を知ってから映画を見ると、また違った発見があって楽しいですよ。それでは私が聞いたことのあるもののけ姫都市伝説を5つご紹介します。信じるか信じないかはあなた次第?

ただのうわさ?それともホント?
謎だらけ5つのもののけ姫都市伝説

 

その1:アシタカのモデルは「長髄彦(ながすねひこ)」?

最初のもののけ姫都市伝説は、アシタカの名前にまつわるものです。アシタカの名前の由来は、日本神話に出てくる、長髄彦(ながすねひこ)だというものです。この漢字からすると名前の意味は「すねの長い男性」ということです。すねとは、脚の膝下の前側の部分を言いますね。それではアシタカの意味を考えてみましょう。アシタカは正式にはアシタカヒコという名前で、こちらも「脚高」つまり「脚が長い」という意味ですね。

長髄彦は、神武天皇の東征に対抗した大和の土豪と言われています。古事記では「登美能那賀須泥毘古(トミノナガスネヒコ)」と記されています。妹の三炊屋媛(トミヤビメ)は、物部氏の祖神饒速日命(ニギハヤヒノミコト)の妻だったそうです。神武天皇が大和に攻め入ったとき、長髄彦は勇敢に戦い、神武の兄五瀬命(イツセノミコト)に重傷を負わせのちに死亡します。

長髄彦はさらに神武の軍に抵抗しますが、黄金の鵄が神武天皇にとまり、長髄彦の軍は目がくらみ戦うことができなくなります。長髄彦は妹の夫である饒速日命に忠誠を尽くそうとしますが、神武天皇に寝返った饒速日命は、自分の部下である長髄彦を殺してしまいます。このように勇敢で忠節な人格がアシタカと重なりますね。そして一説ですが、長髄彦は蝦夷の先祖だと言われています。

アシタカは物語の中で、ヤマト(大和)との戦いに破れ、北の地の果てに隠れ住んでいるエミシ(蝦夷)一族の若者として描かれています。このもののけ姫都市伝説は、この説と何らかのつながりがあると考えられそうですね。

 

その2:サンのモデルは「サンカ」?

次のもののけ姫都市伝説は、もののけ姫である15歳の少女サンについてです。サンは、山犬であるモロに育てられたという少女です。大きな山犬にまたがり、タタラ場やエボシ御前を襲撃する激しい気性の持ち主ですね。山犬のように山中を軽々と駆けまわります。こうした身体能力や、特定の住居を持たずに山に住むことから、サンは、明治以前に日本各地にいたという山中に住む漂流民、サンカがモデルだという、もののけ姫都市伝説があります。

しかし「サン」という名前は、1980年に宮崎駿監督がアニメ企画案として出した作品のヒロインが「三の姫」(三番目の姫)という名前だったことに由来すると言われています。

 

その3:タタラ工場で包帯を巻いた人はハンセン病患者?

次のもののけ姫都市伝説は最も知られたものです。それはタタラ工場で包帯を巻いた人はハンセン病患者である、というもののけ姫都市伝説です。エボシ御前はタタラ工場で働いている、包帯で巻かれた人々の病気は「業病」であると言っています。「業病」という言葉自体はハンセン病を指す言葉ではありませんが、難病や治りにくい病気を指して用いられます。

しかしタタラ工場で働く人は「行くあてのない私たちをエボシ様だけが受け入れてくれた」と言っていることから、この治りにくい病気であるゆえに、社会から受け入れられず、差別されていたことがうかがえます。昔の日本では、ハンセン病は伝染すると信じられ、社会的に差別され隔離されて生きていました。その情報を総合すると、タタラ工場で包帯を巻いた人はハンセン病患者であるという、もののけ姫都市伝説は説得力があります。

エボシ様はタタラ工場を作り、ハンセン病患者が働き、自立して生きて行ける社会を作ったと考えることができるかもしれませんね。

 

その4:エボシ様は遊女?

タタラ場のリーダーであるエボシ様は、服装やメイクからして、遊女だった、というのが次のもののけ姫都市伝説です。雑誌のインタビューでそう尋ねられた宮崎駿監督は「そういうイメージを僕も持っていました」と答えています。

 

その5:タタラ場の女性たちも遊女?

次のもののけ姫都市伝説はタタラ場の女性たちです。映画の中では「売られた女たち」と表現されていることから、ここにいる女性たちは遊女だった、または遊女になる運命にあったというもののけ姫都市伝説です。そう考えると、タタラ工場はハンセン病、遊女といった、社会的に差別を受けるような人が集まった場所であることが分かります。もののけ姫という映画は、差別という大きくて深いテーマがある気がしてなりません。

 

5つのもののけ姫都市伝説はいかがでしたか?

改めて「もののけ姫」はとても深い物語ですね。もののけ姫都市伝説がただのうわさか本当か分かりませんが、作品に込められた深い意味合いに少しでも近づくのに、このもののけ姫都市伝説を役立ててみてくださいね。

 

まとめ

ただのうわさ?それともホント?謎だらけ5つのもののけ姫都市伝説

その1:アシタカのモデルは「長髄彦(ながすねひこ)」?
その2:サンのモデルは「サンカ」?
その3:タタラ工場で包帯を巻いた人はハンセン病患者?
その4:エボシ様は遊女?
その5:タタラ場の女性たちも遊女?

Twitter Facebook はてなブックマークでこの記事をみんなに知らせよう!