ジョジョ 元ネタを探ってみたいと思います。ジョジョといえば、言わずと知れた「ジョジョの奇妙な冒険」です。現在も連載が続いている作品ですが、その中でも最も人気が高いといっても過言ではない第三部について、そのキャラクター達の元ネタを今回は紹介します。ジョジョ好き必見!人気キャラクター達のモデルを一緒に追いかけましょう!
ジョジョ好き必見!
ジョジョの奇妙な元ネタを追う5ステップ
その1:元ネタの傾向
ジョジョ 元ネタを調べる前に、そもそもジョジョシリーズに元ネタなど存在するのかということです。漫画には作者の好みで実在の人物や有名著書の登場人物などがモデルにされていることがよくあります。モデルに一貫性を持たせる遊び好きな作者もいるほどです。ではジョジョ 元ネタはどうなのか?作者の荒木飛呂彦氏はどうやら洋楽好きのようです。
そもそもの物語の起点でもある第一部の登場人物から、海外アーティストや曲のタイトルが多用されているようです。もちろんすべてではありませんが、この傾向は第三部にも引き継がれています。ということはほとんどが海外アーティストか、曲名にキャラクターの名前と同じものが実在するということです。それでは実際に第三部のキャラクター達のモデルを探していきましょう。
その2:主要メンバーの元ネタ
まずは主要メンバーのジョジョ 元ネタから紹介していきます。
○空条承太郎
→横山光輝の「バビル2世」が元ネタではないかといわれています。○モハメド・アヴドゥル
→ジャネット・ジャクソンの振付師としても有名なアメリカのポーラ・アブドゥル
人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」で審査員としても活躍している○花京院典明
→仙台市青葉区にある地名、花京院より。○J・P・ポルナレフ
→フランスのシャンソン歌手ミッシェル・ポルナレフ
その曲は日本でもCM曲として多く採用されている○イギー
→パンクのゴットファーザーと呼ばれるイギー・ポップ
「I Wanna Be Your Dog」などの影響で採用か!?○ディオ
→エヴィメタルバンドDIOが由来。ただし、ヴォーカルのロニー・ジェイムス・ディオという説もあり。主人公からいきなり、洋楽に関係ないじゃないか!と言われそうですが、それはしかたのないことです。第三部のジョジョは既に3代目で、日本人という設定なのですから洋楽関連からは外れてしまったのでしょう。ちなみにジョジョの元祖である1代目がファミリーレストランのジョナサンが由来しているという話はとても有名です。洋楽関連をモデルにしたのはそのあとからのようです。
その3:サブキャラの元ネタ
第三部を飾るのは主要キャラだけではありません。サブキャラにもまたジョジョ元ネタがあります。
○シェリー(ポルナレフの妹)
→ミッシェル・ポルナレフのヒット曲「シェリーに口づけ」○空条ホリィ(空条承太郎の母)
→イギリスのロックバンド、ホリーズ○空条貞夫(空条承太郎の父)
→ジャズミュージシャンの渡辺貞夫○ローゼス(空条家に使える執事)
→アメリカのロックバンド、ガンズ・アンド・ローゼズJ・P・ポルナレフの妹の名前をJ・P・ポルナレフの元ネタであるミッシェル・ポルナレフの曲から取るところなどなかなか遊び心が感じられます。
その4:敵キャラの元ネタ
DIO以外の敵キャラクターにもジョジョ 元ネタが存在します。それでは一緒に追いかけていきましょう。
○グレーフライ
→アメリカのロックバンド、イーグルスのグレン・フライ○呪いのデーボ
→アメリカのニューウェーヴの草分とよばれたバンド、DEVO○テニール船長(偽物)
→アメリカのポップデュオ、キャプテン&テニール○ホル・ホース
→アメリカのヒップホップグループ、フル・フォース○J・ガイル
→アメリカのロック・バンド、J・ガイルズ・バンド○ネーナ
→ドイツ出身の歌手ネーナ。または彼女のバンド名、ネーナ○ズィー・ズィー
→アメリカのロックバンド、ZZトップ○エンヤ婆
→アイルランドのミュージシャン、エンヤ・ニ・ブレナン○マニッシュ・ボーイ
→アメリカのブルースマン、マディ・ウォータースの曲「Mannish Boy」○ン・ドゥール
→セネガル出身の歌手ユッスー・ンドゥール○オインゴ、ボインゴ
→アメリカのバンド、Oingo Boingo○マライア
→言わずと知れたアメリカの女性歌手、マライア・キャリー○ダービー兄弟(ダニエル・J・ダービー、テレンス・T・ダービー)
→アメリカのミュージシャン、テレンス・トレント・ダービー○ヴァニラ・アイス
→アメリカのラッパー、ヴァニラ・アイス主だったキャラクターをすべて列挙しました。一気にたくさん列挙しましたが、どれもこれもジョジョ元ネタといわれているのは外国の洋楽関係ばかりです。個人的には最後のヴァニラ・アイスが一番の発見でした。ここにきてネタがつき、アイスクリームのバニラ味からとったんじゃないかと疑っていたのですが、そういうラッパーの方がいらっしゃったようです。
その5:第三部の小ネタ
実はキャラクター以外にもモデルが存在するものがあるのです。「え、そんなところまで?」といえるようなところにもジョジョ 元ネタが存在します。船の形状をした巨大スタンド「ストレングス」を使うオランウータンを覚えているでしょうか?DIOの刺客の一人ですが、彼?が見ていた雑誌に「PLAYBOP」と書かれているのです。この雑誌ですが、アメリカの成人向け雑誌「PLAYBOY」がモデルとなっているようです。
作品中でもオラウータンは少女の裸を覗いたりというような行動をとっていましたよね?意外と細かいところまで、モデルがあるところがさすがといえるところでしょうか。また、逆にそのままの名前で登場しているものもあります。各キャラクターの好きな映画などは実在する名前そのままで登場しています。興味があれば一度調べて見てください。
いかがでしたでしょうか?ジョジョ好き必見!ジョジョの奇妙な元ネタを追う5ステップを紹介しました。
今回は第三部に限定し、特にキャラクター中心にジョジョ 元ネタを追ったわけですが、ご存知のようにジョジョは第一部から始まり、現在でも連載が続いている作品です。ジョジョ好きならその元ネタも抑えておさえておくべきです!自分の好きなキャラクターの元ネタの曲を実際に聞いてみるのもいいかもしれません。荒木飛呂彦氏がなんとなくで選んだのか、イメージにあった曲から選んだのか見えてくることでしょう。
まとめ
ジョジョ好き必見!ジョジョの奇妙な元ネタを追う5ステップ
その1:元ネタの傾向
その2:主要メンバーの元ネタ
その3:サブキャラの元ネタ
その4:的キャラの元ネタ
その5:第三部の小ネタ
Twitter Facebook はてなブックマークでこの記事をみんなに知らせよう!